平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)

日本の道・百選に名を連ねる杉木立と石畳の参道。白山信仰・泰澄大師が創建した歴史ある神社

観光地の詳細情報

白山信仰の拠点、越前馬場

越前馬場・平泉寺
©福井テレビ

古くから神々の宿る山として山岳信仰の対象であった白山。

717年(養老元年)、泰澄大師が開いた白山三馬場のひとつが「越前馬場(えちぜんばば)」でした。

石畳の参道(日本の道百選)
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「馬場」とは山への登り口(広い道)を意味する昔の言葉で、白山登拝の拠点として越前馬場のほか、加賀馬場、美濃馬場がありました。

江戸時代の神仏習合時代には、山頂を禅定(禅頂)と呼び、平泉寺が支配していたとされています。

石積みの宗教都市・平泉寺
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現在も、平泉寺奥の院三ノ宮(へいせんじおくのいんさんのみや)の裏に登り口があり、法恩寺山を越えて白山へ登拝する険しい禅定道(ぜんじょうどう)は知る人ぞ知る登山道です。

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平泉寺白山神社
717年(養老元年)に泰澄大師によって建てられた修験道三聖地の一つ。中世には6千の寺坊、8千の僧を抱え隆盛を誇ったといわれる。
住所:勝山市平泉寺町平泉寺56-63
交通情報:えちぜん鉄道勝山駅から約5,5km、車で15分