毫摂寺(ごうしょうじ)
越前市味真野地区にある、越前四箇本山のひとつで、境内全体に荘重な雰囲気が漂う浄土真宗出雲路派の本山
観光地の詳細情報
与謝野鉄幹、晶子夫妻も詠んだ寺
与謝野鉄幹と晶子夫妻が毫摂寺を訪れ、様々な思いを胸に歌を詠んだのは、晩年の昭和8年のことでした。
二人は、歌人として歌壇や文学界において多くの名声を得ましたが、その道のりはたいへん険しいものでした。
そんな時に二人を支えてくれたのは歌であり、そしてお互いが支え合っていたことを、毫摂寺を訪れた時に確認したのかもしれません。
荘厳な雰囲気を醸し出している毫摂寺は、それほどに達観した気持ちになれる空間なのです。
二人は14首の歌を残し、その中のいくつかがこの寺に屏風として残っているほか、境内にも歌碑が建てられています。
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毫摂寺
浄土真宗出雲路派の本山。与謝野鉄幹、晶子夫妻が昭和8年(1933)11月に訪れ、多くの歌を詠んでいる。
住所:越前市清水頭町2-9
交通情報:JR武生駅から約7,1km、車で20分