永平寺(えいへいじ)
約770年前、道元(どうげん)禅師が開いた大本山永平寺は、今も約150名の修行僧が修行に精進している。
観光地の詳細情報
道元禅師が開いた寺
道元(どうげん)禅師は、鎌倉時代初期の禅僧で、只ひたすら坐禅をする修行自体が悟りの世界であるという「只管打坐(しかんたざ)」の禅を弘めました。
1223年(貞応(じょうおう)2年)、京都建仁寺の栄西禅師の弟子、 明全とともに宋に渡って諸山を巡り、天童山の如浄(にょじょう)禅師より正伝(しょうでん)の仏道を受け継ぎ、1228年(安貞2年)に帰国。
その後、京都深草に興聖寺を開きますが、比叡山からの弾圧により、越前の国に移られました。
道元禅師は、波多野義重公の招きで領地の越前志比荘に入り、まず、現在の永平寺町にある吉峰寺と、大野市にある禅師峰寺に入りました。
1244年(寛元2年)、大佛寺を開き、2年後、大佛寺を永平寺と改名しました。
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永平寺
道元禅師が開いた日本曹洞宗の大本山。
住所:吉田郡永平寺町志比5-15
交通情報:えちぜん鉄道永平寺口駅から車で約14分