浦見川(うらみがわ)
三方五湖の久々子湖と水月湖を結ぶ水路となっている、江戸時代に小浜藩の役人だった行方久兵衛が造った川。
観光地の詳細情報
ラムサール条約登録湿地
元々、久々子湖は菅湖と繋がっていましたが、江戸時代の初めに起きた地震でせき止められたため、上流の湖は水位が上昇し湖畔の集落は湖に沈んでしまいました。 そこで、当時小浜藩の役人だった行方久兵衛は、水を久々子湖へ流すための浦見川の工事に取り掛かりました。
この工事は、固い岩盤に阻まれながらも手作業だけで進められ、2年の歳月を経て完成しました。
その後、行方久兵衛が整備した三方五湖は水鳥の重要な生息地であり、希少な生物の生息地となっていることが国際的に認められ、2005年11月8日にラムサール条約登録湿地として認定されました。
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浦見川
行方久兵衛の指揮のもと、固い岩盤を掘って造られた人工の川。遊覧船で通ることも可能。
住所:三方上中郡若狭町気山
交通情報:JR気山駅から約1,6km、車で5分